吉里颯洋の年甲斐ない日記

作詞家・吉里颯洋のブログ

【野球日記】猛暑にKO負けして、勝っても猛省


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このブログの「野球日記」のコンテンツでは、学生野球未経験の自分が上達するために七転八倒、七転び八起きするさまを正直に綴っていきます。投手転向2年目で、ピッチングのクオリティ向上が最重要課題なので、それに関する内容が多めになります。どこかにいるかもしれない「下手の横好きであっても、うまくなることを諦めない」ような、野球好きの方に届いたらうれしい限りです。

と前置きして・・・久しぶりに、野球のことをブログに書きます。

人生初の「右肩腱板損傷」顛末記

ハヌマーン・レイチェルズでの活動に2ヶ月ほどブランクが空いたのは、光栄にも天下のメジャーリーガー・山元由伸投手と同じ「右肩腱板損傷」という負傷のため(笑)。おかげさまで「肩を傷めた○○投手は、調整のため、二軍に降格」みたいな記事を読んでも「あぁ、こういうことか」と実感できるようになりました。経験のない方のために、「肩を痛める」という症状を自分なりに噛み砕いて説明すると、「痛みのために肩が回せなくなり、ボールが投げられない」ということになります。

リハビリ期間中も「整形外科での診察結果はこうだった」と監督には逐一報告していて、「投げる練習は再開しているので、ぜひ登板させてください」とお願いして、この日の練習試合で先発のマウンドに上がることに。主治医からは「(スリークォーターでなく)真上から投げろ」とアドバイスをもらい、その旨を心がけて練習してきましたが、試合前に外野手の川久保さんとキャッチボールをした感触では、肩の回復度は8割ぐらいの感触。体質的に暑さに弱いこともあり、試合前に「何回まで投げますか?」と監督から尋ねられた際、「行けるところまで行かせてください」という曖昧な回答しかできませんでした。正直言って、ぶっつけ本番な感じは否めず、「今日が最後のマウンドになっても悔いが残らないよう、思い切って腕を振ろう」という気持ちで、いざマウンドへ。

復帰登板の感触あれこれ

2024年7月20日、前回登板で痛打を浴びた北野公園野球場に戻ってきました。残念ながら、快晴で猛暑全開の真夏日。15時ぐらいにプレイボールでしたので、体感40℃ぐらいあった気がします。

対戦相手は初対戦のHELIOSさん。こちらが先攻でした。初回、先頭打者の助っ人さんが初球を柵越えアーチを打つと2番打者の助っ人さんも初球をホームラン、わずか2球で2点先取という激レアなシーンを初めて目の当たりにしました。

この試合、わずか2回しか投げてませんので、球数はトータルで40球ぐらいでしょうか。全投球の1割程度のストレートはほとんど決まらず、力み過ぎだったのか、投げる時に目を切ってましたね。カーブもほとんど決まらず、パームボールの連投ながら、スコアを見る限り、被安打1、与四死球ゼロ、無失点で乗り切ることができました。堅守でサポートしてくださったチームメイトの皆さんに、この場を借りて感謝します。

初回以降も味方打線が爆発したワンサイドゲームだったので、長いイニングを投げたかったですが、あまりの暑さにバテてしまい、早々に降板。 投手転向1年目の昨季はリリーフ専門だったことを踏まえ、監督から「まずは2イニングを抑えらるようになってから、徐々に長いイニングにトライしましょう」と以前から言われていたので、「今日はもう、お役御免や💦」という気分でベンチに下がりました。お恥ずかしい話ですが、炎天下のマウンドで燃え尽きてしまい、3回以降の記憶がほとんどありません。一度ベンチを出て横になったぐらいで、相手打線にではなく、猛暑にKO負けでした(苦笑)。ですので、「俺が勝利投手で良かったのか?」という微妙な感触は拭えなかったのが正直なところです。

猛打爆発、レイチェルズ打線!

「16-4」で終わったスコアを見直すと、チームメイトでホームラン打ってるのは、推定年齢20歳のマッチョマンの麗ちゃんと、ロングリリーフでサポートしてくださった強肩強打の外野手・川久保さん。

まだチームのユニフォームができる前の練習で一緒になった時、麗ちゃんはライオンズのユニフォーム着ていて、俺にこう尋ねたのを覚えてます。「ライオンズ、もうオワコンっスかね?」と。今季のライオンズはぶっちぎりの最下位で、ライトなファンなら「もうファンやめよう」と思うぐらいの低迷っぷりなので、彼の予想はある意味大当たり。自分は彼が生まれる前からのディープなライオンズファンなので、「今季の低迷は、来るべき黄金時代のイントロダクション」ぐらいにしか思ってません(笑)。麗ちゃんがチーム内の打撃タイトルや4番打者の座を実力で奪う日が来るのを楽しみに待ちたいと、期待を込めてエールを送っておきます。

自分の打撃成績は4打数1安打1得点で、ヒットは右打席でレフト線に打ったもの。参加した試合数が少ないこともあって、スイッチヒッターの自分はまだ左打席でヒットが打てていず、片目が開いてないような感覚があります。助っ人参加した試合では左打席でタイムリーも打っているので、さっさと自軍の試合でも打ちたいところです。

試合後、ロングリリーフでサポートしてくださった川久保さんと一緒に、監督から「本日のMVP」に選ばれたのはありがたかったです。「2試合連続で与四死球ゼロだったのは価値があった」と監督にほめていただき、その場ではうれしかったんですが、スコアを見直すと、ロングリリーフでマウンドで躍動しつつ、ホームランもかっ飛ばしてる川久保さんこそ、この試合のMVPにふさわしかったのかなと思い直しました。

狭い球場とはいえ、こんな炎天下で柵越えアーチを打てるのは、少年野球すら経験のない俺から見れば超人以外の何者でもありません。その他、打点を挙げた北林さん、監督の田中さん、トクナガさん、木村さん、ほぼ全員が学生野球経験者でしょう。いちいち聞いたことはありませんが、間違いありません(笑)。


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来季の目標、早くも設定!

この試合の後日談。

某月某日、某チーム様の試合に助っ人参加した際、自分と同じく助っ人参加していた方が「年間、500イニング投げてます」とおっしゃっていて、口あんぐりでした(笑)。しかも、「春先は肩が痛いんだけど、暑くなると快調に投げられるんだよね」とのこと。

いくらキャリアがないとは言え、たかだか2回投げたくらいでへばっている自分の脆弱っぷりがおかしくなってきました。ということで、この方の鉄腕ぶりには及ばずとも「来季は年間100イニング投げたろう!」という目標を設定しました。おそらく、チームをいくつか掛け持ちして、毎週末マウンドに立たないと達成できないでしょうね。

現実的に練習しようがないため、「炎天下に強くなる」ことはさっさとあきらめましたが、投げるスタミナがなければ付けるまで!

野球って、本当に難しいですね!

 

行くぜ、俺。

ENJOY BASEBALL!

 

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※本日の使用グラブは久保田スラッガーの「アテネオリンピックモデル」。松井稼頭央政権が終わろうとも、2004年の夏を忘れはしません。


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慶應高校野球部:「まかせる力」が人を育てる / 加藤弘士

※最近読んだ野球本では、ぶっちぎりの名著でした!野球感が変わるほどの衝撃だったので、後日改めてレヴューを書きます。