当ブログの「野球日記」のコンテンツでは、学生野球未経験の自分が上達するために七転八倒、七転び八起きするさまを正直に綴っていきます。投手転向2年目で、ピッチングのクオリティ向上が最重要課題なので、それに関する内容が多めです。どこかにいるかもしれない「下手の横好きであっても、うまくなることを諦めない」ような、野球好きの方に届いたらうれしい限りです。
東京CAROL戦、先発マウンドへ
助っ人参加した試合ではなく、所属チームであるハヌマーン・レイチェルズの試合レポートをブログに書くのは久しぶり。実は某月某日、某所にてリリーフ登板をしているのですが、グラウンドを間違えるという大失態をやらかしたうえに大乱調だったので、掲載はすっ飛ばします(笑)。
13時プレーボールの今日の練習試合の対戦相手は、多摩エリアで活発に活動されている東京CAROLさん。グラウンドは、S&D 昭島スタジアムでした。
ごくごく私的な事情ですが、「今日は一生の恩人であるBOSS こと矢沢永吉さんの誕生日なので失点したくないし、打たれたくない」と思ってました。スタジアムに着くと、相手チームの皆さんのユニフォームの胸に刻まれた「CAROL」の文字に目が留まり、あまりの偶然に笑ってしまいました(笑)。知らない方に説明すると、「CAROL」とは、矢沢永吉さんがソロデビュー前に所属していたロックンロールバンド↓。それを意識して付けられたチーム名ではないとは思いますが、野球選手ってのはゲンを担ぎますからね。「よし、今日はいけるで!絶対零封したろう!」と思った俺はロックンローラー(笑)。
しかし、両翼97m、センター121mの立派なスタジアムで野球ができるなんて、子供の頃は団地の隙間で壁当てをするしかなかった学生野球未経験者の自分にはありがたい限り。監督とチームに感謝ですね。
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2回零封も反省点はてんこ盛り
「責任投球回数の2イニングを投げて、被安打0で無失点」と書くと良さげな感じですが、与四死球2でマイナス20ポイント、盗塁3つ許したのでマイナス30ポイントで、自己採点は50点ぐらい。「飛距離が金で買える時代に抗う」のが自分のポリシーなので、「連打を食らわない」「外野手の頭は越させない」という2つのこだわりどころが達成できたのは良かったかなと思います。
与四死球の原因を見直すと、制球が乱れたのは主にカーブなので、次回以降の登板では投げる頻度を見直すか一時封印ですね。鋭意練習中のストレートは現状のところ見せ球にしかならず、有利なカウントでボールゾーンにしか投げてません。
「球が遅い変化球投手がバンバン盗塁される」のは草野球あるあるですが、いや、MLBのナックルボーラーだって盗塁されることを思えば、「俺みたいなパームボーラーは盗塁されても仕方ないのか?」と考えてたどり着いた答は、「盗塁されるにしても、走者の好きなタイミングで盗塁されまくるのは防ごう」ということ。四球で出したランナーに二盗、三盗を決められたら、三塁打を打たれたのと同じことですから、牽制のスキルを磨いて盗塁を防ぐ努力をしていきます。
その他の反省点としては、無走者の際はもっと投球テンポを上げる(投球間隔を短くする)方が良かったかなと思います。
オリジナル変化球「ダイナ」
6つ重ねたアウトの内訳は、外野フライが2つ、内野ゴロが3つ、残る1つは久しぶりの見逃し三振。決め球は、握り方を自分で開発したオリジナル変化球の「ダイナ」。握り方は写真のとおりで、サムズアップの形にした握り拳の上にボールを乗せて親指1本で投げるイメージ。縦回転で落ちるボールです。ネーミングの由来はサムズアップのポーズをよくやるヒーロー、ウルトラマンダイナから拝借。以前、チーム練習のフリーバッティングで投げた際、チームメートのスラッガー・北林さんから空振りを取れたので実戦投入に向けて練習してきました。本音は鋭角的に落ちる宜野座カーブを試合で投げたいんですが、さっぱりうまくいかないので、真下に落ちる変化球を模索するうちにこのボールの開発に至りました。お菓子メーカーの開発担当者みたいなコメントですが、「マニュアル本やらYouTubeのどこにも載ってない変化球を考えよう!」とか発想すること自体、自分の野球バカっぷりを表してるなと我ながらおかしくなります(笑)。
試合結果は・・・
写真のスコアの通りで、終盤に打線が爆発して逆転勝利。自分に勝ち星は付きませんでしたが、チームが勝てばOK。逆転打のトクナガさん、ナイバッチでした!
自分はノーヒットながら、満塁の好機で押し出しの四球が取れたのは良かったですね。レイチェルズに入ってから初打点だったかも。ナイセン、俺(笑)。
本日の反省ポイント、今後のヴィジョン
・走者がいない時はテンポアップし、走者がいる時は間合いを調節。
・カーブは一時封印して、ダイナの使用頻度を上げる。
・牽制のバリエーションは次戦からトライ開始。
とまぁ、いろいろ書きましたが、いくら頭を捻っても、いくら練習しても、そうそう簡単にはうまくはならないのが野球のいいところ。今季は肩の故障もあり、まだ3イニング以上投げていませんが、来季は5イニングでも普通に抑えられるように、再来年は楽々完投できるようにタフになっていくことが目標。
投げる出力を徐々に上げていき、パームボールはどんな高額バットでも外野に飛ばせない魔球に育てていきたいです。
野球って、本当に難しくて楽しいですね!
ENJOY BASEBALL!
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