吉里颯洋の年甲斐ない日記

作詞家・吉里颯洋のブログ

【作詞教室・爽塾】my winter gift(生徒作品)

作詞教室・爽塾のレッスンの中から生まれた受講生の作品をご紹介します。リライトの末に完成した歌詞と、最初に書いた初稿を併せて掲載。

 

my winter gift(完成版)

 

作詞:kotonoha

作曲:田村信二

 

1A)

 せわしなく過ぎる クリスマスの日  

 店先のポインセチア 片付けて帰ろう  

 君は今ごろもう 飛行機のなかだよね  

 大好きな笑顔 思い浮かべ  

 

1B)

 はじめて過ごす 聖なる夜(よる)を  

 ずっと待ち焦がれていた I love you 

 

 

1C)

 遠くから 手を振る君  

 名前を呼ぶ声が 愛しく響くよ  

 思いきり 抱きしめたぬくもりは  

 一番に欲しかった わたしだけの winter gift  

 

 

D)

 会えない夜(よる)も まぶしい朝も 

 いつもそばにいるから  

 ずっと大切にしたい oh  

 

 

2C)

 差し出した 大きな手に  

 きらりと輝いた 花のイヤリング  

 不器用な君からの おくりもの  

 この世界(せかい)にひとつだけ 最高のwinter gift 

 

E)

 「遠い場所から この日のために  

 いそがしいのに ほんとにありがとう」 

 選んでくれた 小さな花が  

 耳元で ほら 輝いて        

 

ホワイトクリスマス(初稿)

 

作詞:kotonoha                                   

作曲:田村信二

 

1A)

 街に輝いた イルミネーション  

 大急ぎ 今ごろは 飛行機のなかだね

 ひとりきり 君を待つ空港のロビー 

 大好きな笑顔 思い出して 

 

1B)  

 聖なる夜(よる)が 終わりを告げる  

 ずっとこの日を待ってた  

            

1C)

 降りつもる 白い雪は 

 ふたりで初めての ホワイトクリスマス 

 ひさしぶり 抱きしめたぬくもりは 

 一番に欲しかった 冬のプレゼント 

 

 

D)     

 会えない夜(よる)も さみしい夜(よる)も  

 遠い空の下(した)でも  

 ずっと大切にしたい

           

 

2C)

 降りつもる 白い雪は  

 ふたりの幸せな ホワイトクリスマス  

 手を伸ばし 触れられるぬくもりは 

 一番に願ってた 冬のプレゼント  

 

E)

 「遠い場所から この日のために  

 いそがしいのに ほんとにありがとう」  

 選んでくれた 小さな花の  

 首飾り ほら 輝いて  

 

 

完成までのプロセス

この作品は2度目の提出でかなりレヴェルアップしたのですが、こちらの力不足もあり、思わぬ難産に。5回目の提出時に至らなかった部分をレッスンの最中に修正、完成の○を付けました。

テーマの設定もなかなか難しい「クリスマスソング」というお題に対して、「北海道在住のお花屋さん勤務の女性と東京のテレビ局勤務の彼氏との遠距離恋愛。2人にとって最初のクリスマスに、彼が選んだ心尽くしのギフトに彼女が心を震わせて・・・」というピュアなラヴストーリーを描き切り、kotonohaさんの現時点での最高傑作の誕生となりました。完成、おめでとうございます!

 

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