吉里颯洋の年甲斐ない日記

作詞家・吉里颯洋のブログ

【作詞教室・爽塾】2024年前期_Lesson02

 私こと、吉里颯洋がオンラインにて主宰している「作詞教室・爽塾」。

生徒さんの声も交えながら、2024前期2回目のレッスン・レポートをお届けします。

1限目の内容は・・・

このターム2回目のレッスンは、作詞に関する座学の初回。
「作詞法(1) 〜作詞概論、企画・着想〜」というテーマで、レクチャーを行いました。主な項目は以下のような内容でした(一部抜粋)。

▼歌づくりのその前に 〜作詞概論〜
 1)名曲の条件とは? 〜ビギナーでもココをめざそう!〜
 2)ポエムと歌詞の違い
 3)詞先作詞と曲先作詞の違い
 4)曲先作詞のプロセス

▼着想から企画へ
 1)なぜ、このプロセスが大切なのか?
 2)このプロセスを重要視する意味とは?

受講されている生徒さんには通算で3度目になる講義ですが、これまで取り組んできた創作活動と照らし合わせて、少しでも新鮮に感じられるところ、発見があれば幸いです。

2限目の内容は・・・

短い休憩をはさんで、2限目のレッスンでは制作途中の課題のレビュー(講評)を実施。2度のリライトを経て、「年下の素敵な男性からプロポーズされるヒロインの心情を歌ったラヴソング」は、完成度70%ぐらいに成長。最近は、「3度目の提出でクオリティがグンとアップする」ことが続いているので、次回からは初稿からこのレベルを期待したいところです。そう願いつつ、こんなコメントをお伝えしました。

【講評】
・2度のリライトを経て、ぐっとクオリティが上がりました!完成まであと少しです!
・1番のサビで彼のプロポーズを、2番で彼女からの返事を、3番で2人の気持ちを歌うというアイディアは秀逸です。ぜひ完成させて、代表作にしましょう。

結婚を諦めていた女性に理想の恋が舞い降りるプロポーズ・ソングは需要がありそう。

レッスン後、生徒さんとこんなやりとりがありました。

試行錯誤の一環ですが、実は、以前とは課題曲の選び方を変えるようになっていて。「タームの始まり前に4曲を選んでおく」スタイルから、「生徒さんの成長具合に合わせて、その都度、選曲を行う」ようにしています。

さて、プロポーズ・ソングは、いつ、どんな形で完成するのか、今回提出がなかった「メジャーデビューを諦めない男のストーリー」は、有楽町の朝もやの中からついにその姿を表すのか(笑)、次回のレッスンが楽しみです。


Power to The Songs!

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※写真下:レッスンの前日(4/21)、NHKホールにて、ストリート・スライダーズのライヴを体験。日本語で歌われる骨太なロックンロールは、今の音楽シーンでは超貴重な存在。作詞家を志す方は、「いつか自分の作品が大きなホールで歌われる!」とイメージすると良いですよ!


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